塾・家庭教師への誤解と秘密

なぜ当社が大手家庭教師派遣会社や予備校、進学塾に所属する一流講師を「直接契約」という形で紹介することが出来るのか、その仕組みをご理解頂くため、家庭教師業界の概要をご説明致します。

今、塾や家庭教師の選択に悩んでいる方は、ご参考下さい。

1家庭教師業界の仕組み

家庭教師派遣会社は大きく二つの会社に分かれます。

雇用・委託型と紹介型です。

雇用・委託型とは、面接を経て教師を雇用または委託契約を結び、所属教師としてご家庭に派遣し、会社が授業料の一部を給与・報酬として教師に付与する会社です。

全国ネットでCMを打っているような大手はほぼ100%こちらの会社、皆さんにとっても馴染み深い、昔ながらの形態です。

紹介型は、教師志望者が自由に自身のプロフィールを登録し、ご家庭はそのプロフィールから教師を指名、紹介会社に紹介を依頼、紹介会社は紹介料を徴収し、以後は教師とご家庭が直接契約に移る形態をとります。

大学が学生家庭教師会のような形で運営する小規模なものから、ネットから教師を登録させ全国展開する会社まで様々です。

雇用・委託型と紹介型
 雇用・委託型紹介型
運営費継続的な授業料一度きりの登録料
教師志望者を面接で採用志望者が自由に登録
メリット1会社が間に入るのでトラブルが起きにくい
2ネームバリューの有る大手が多い
1月々掛かる費用を削減できる
2回数の変更や延長、急な休み等の融通が利きやすい
デメリット1指導料や管理費用が高額
2生徒ではなく会社の利益が優先されたマッチングがされやすい

1会社が登録教師を把握しておらず質も身元も保証されていない
2継続的なサポートやトラブル対応が無い

2雇用・委託型家庭教師派遣会社/塾・予備校の誤解
誤解①教師の研修はしっかりとされ、統一した指導方針が徹底されている
多くの家庭教師派遣会社では、教師の研修は充分にはされていません。ほとんどは、面接→合格時に指導時の注意事項の説明や担当者あるいは研修ビデオ等で指導時の注意事項や会社の勧める指導方法を説明されて終わりです。

後は、指導に際し疑問や不明点が有れば社員に相談してください。と言われたり、月一度有る報告日に生徒の状況を報告し、簡単なアドバイスがなされるくらいです。

家庭教師派遣会社は大手だとなんと1万人以上の教師を登録させています。単純計算で月1回時給1000円で1時間の研修を行ったとしても、費用は1千万円、年間だと1億2千万円です!膨大なコストです。その分授業料に転嫁させると生徒からの不満が出ますし、これは事実上不可能でしょう。ちなみに、一斉授業の塾であれば研修はしっかりされますが、個別指導塾では同じことが言えます。

ただし、統一した指導方針が無いことは、プロ教師にとってはメリットでも有ります。充分に経験を積み、力のある教師であれば、自分の指導方針・方法を確立しており、それは教師としての最も大切な武器です。それを奪われることなく指導に臨めるのですから。

誤解➁A社に所属しているB先生の授業は、A社でしか受けられない
これも、多くの場合はNOです。なぜなら雇用・委託型家庭教師派遣会社と教師はほとんどの場合、実は雇用では無く委託契約を結び、会社から「C君の英語を週一回90分間C君の家で指導する」旨の委託を受け、個人事業主として指導に当たるからです。専属の雇用契約を結んでいるわけではないのです。ですから、他社とも委託契約を結び、あるいは自ら生徒を見つけて指導することも十分に可能なのです。

実際に、優秀でかつ指導への情熱が有る教師ほど、多くの会社と委託契約を結んで様々な依頼を受けています。
社員になる(=専属になる)と、事務仕事が多すぎて生徒の指導だけに力を尽くせないからです。特に家庭教師や個別指導の場合、同じ範囲を教えるにも一人一人に合わせた教え方を考えたり、テキストを変えたり、より「その子に合った」指導にする為、日々様々な工夫と努力をしています。1時間の授業をする為に、2時間テキスト作りをすることも有ります。

社員になってしまうと、他の業務で、どうしてもその時間を作充分に作れないのです。結果、指導力は落ちていきます。

それを分かっているので、子供たちの指導に生き甲斐を感じている教師は、専属の道を選ばないのです。

学校の先生は教えるのが下手だというのは生徒たちからよく聞く話ですが、これは先生の実力やヤル気がないのではなく、事務に追われ、授業準備に掛ける時間が取れないほど、恐ろしく多忙だからなのです。

誤解③口コミ等の「授業の質」の評価は家庭教師派遣会社を選ぶうえで全く参考にならない

これは①や➁でお伝えした研修や統一方針が無いことと関係しています。

要するに、雇用・委託型の各会社には「自分の指導方針・方法で指導する個人事業主」が居るだけなのです。良い教師であれば、その教師はどこから派遣されようが「生徒を見て生徒に合った授業をしよう」考えるのはそれだけです。

もちろん、委託されている以上、会社の利益は考えますし、恩義も有ります。しかし、「教え方」には影響しません。私もプロ教師として多くの会社に登録していましたが、「今日は家庭教師の〇〇の生徒だから、理屈抜きでビジュアルで訴える説明をしよう」「この子は家庭教師◇◇の生徒だからテキストを変えよう」など指導方針を変更したことは一度もありません。目の前に居る生徒だけを見て決めます

「〇〇社のA先生は二次関数の説明がとても分かりやすかった」「××社のB先生のお蔭で3か月で100点上がった!」その口コミは、〇〇社や××社では無く、(家庭教師◇◇にもいるかもしれない)A先生B先生の評価です。

こと家庭教師派遣会社における「授業の質」において、口コミは全く判断材料にならないのです。

口コミは、「事務や担任の能力や対応」「授業料以外に掛かる費用」「授業の振替などの融通」(個別指導を利用するのであれば「施設・環境」も)に注目するとよいでしょう。

3紹介型家庭教師派遣会社の誤解
→登録されている教師は、会社がしっかりチェックし、質が保証されている

確かに、そういうところもあるかもしれません。しかし、ほとんどは指導希望者が自由に登録し、模擬授業や研修どころか、面接すら行われずにそのまま登録されてしまいます。履歴書の提示も直接会う事も無いので、指導歴や学歴、(考えたくないですが)名前や身分すら偽って登録しているかもしれないのです。

これは、紹介型が「紹介料」という一度しか収益のポイントがなく、一人一人を面接したり情報の確認にコストを掛けられないから起こるという実情が有ります。

少なくとも教師の質という意味では、疑問が生ぜざるを得ないでしょう。

 

如何でしょうか。なかなか完璧な形態の会社は無いな、、というのが実感ではないでしょうか。

私たち札幌家庭教師コンサルタントも、相性判断を武器に「一生の財産となる師との出会いを提供する」という理念を実現する為、登録教師の特徴をしっかりと把握する面談に時間を掛け、生徒さんのコンサルティングや模擬授業もじっくり行います。その分、コンサルティング料が高額です。長期的なランニングコストの削減や、教育に掛けるコストの費用対効果という点では自信が有りますが、初期投資として捉えると他社の入会金や紹介料に比べても1.5~4倍ほどです。

いずれにせよ、それぞれの形態の特徴をよく知ることが、最適な選択に繋がります。じっくりとご検討・ご相談ください。

 

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