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学習法で飛躍する!4思考から関連性の発見へ

最後に、思考を関連性の発見に活かすコツを学びましょう。

例えば数学の文章題は、知識(記憶)をどう使えば正解に辿り着けるかの思考力を問う問題ですが、文章題が苦手な生徒は、記憶したたくさんの公式の中から、必要・不要を分けることが出来ていないのです。頭に思い浮かんだことや前のページに載っていた公式ををなんとなく問題に当てはめようとしているだけで、それは思考では有りません。
何時間考えても、解けるようにはならないでしょう。

解ける生徒は、まず問題と関係のありそうな知識を記憶から引っ張り出し、どこがどう関連しているかを具体的に見つけようとします。普段の学習から、多くの正解プロセス(別解)を学び、自分が一回目に経た思考過程で解答に至らなければ、別のルートへ進む練習が大切です。

 

ステップ3~相違点・関連性を見出す(区別)

関連性を見出すのに最も重要なことが、幅広い知識を持つことです。私たちがことあるごとに教養教養と言ってきたのは、幅広い教養がstep3の核だからです。

例えば現在の中国。内陸部の少数民族への対応、幹線道路の整備などの内政は、近代史や政治学の素養が有るのある大人が見れば、アメリカ開拓時代のフロンティア政策を参考にしていることが分かると思います。(海洋政策も、アメリカ開拓時代にマハンの唱えたシー・パワーの現代版と考えることが出来ます)

このように、教養が有ると一つの知識を応用して他の知識と結びつけることが出来ます。そして、冒頭で述べたように、それこそが「深く理解する」ということです。今後の中国の海洋政策を考える時に、マハンのシー・パワー理論という軸を立て、それと現在の中国と比較する視点を見つけた人は、他人より一段上の予測を立てることが出来ます。それが「頭が良い」ということです。

難関校の応用問題などは、どの教科をとっても「関連性の発見」無くして解けない問題が出題されています。

更に、関連性の発見は結果として記憶の更なる定着に繋がり、それが回りまわってまた次の発見を生み出すという好循環を生み出すのです。

以前、「高校生クイズに出てる人たちは、僕と同じ年なのにこんなに物を沢山知っているんだ、僕は一生掛かっても覚えられないと思う」と嘆く生徒が居ました。

確かに彼らの知識量は一般的な高校生のうん十倍は有りそうですね。しかし彼らがうん十倍の努力をしたのかと言えばそうではありません。彼らは知識を足し算では無く掛け算で増やすことが出来るのです。それは、クイズに取り組む過程で教養を身に付け、一つの知識を様々なことに結び付けようとしているからです。過去の知識が新しい知識の記憶を助け、新しい知識が過去に得た知識の復習になり、圧倒的な記憶効率を生むのです。

天才のように思える彼らの記憶力も、才能でなく方法が生んだものなのです。

繰り返しになりますが、勉強は「記憶→思考→関連性の発見」の3ステップの総称です。このスリーステップを実行することこそ、勉強の本質にして唯一の勉強法の頂きだとSenseは考えます。この学習習慣を身に付けた生徒だけが、どんな難題にも対応できるようになるのです。

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