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受験生必見!効果的な記憶法➃整理記憶

 整理して記憶することが大切なのは「学習法で飛躍する」でも述べましたが、ここではより詳細に述べます。海馬には、雑多なものは覚えないという性質があるので、思考や関連性の発見という学習の本質に繋がるだけでなく、記憶自体の効率アップにも有効なのです。具体的な方法を紹介致します。
 
Ⅰフレームオブレファレンス
 今自分が勉強しているのはどんな単元のどんな項目で、それは他の項目、他の知識とどう関わっているのかを把握することを、フレームオブレファレンスと言います。問題を解くためには記憶した知識を瞬時に取り出せなければなりませんから、今覚えた知識はどこで使うのかを分類しておくと点に繋がる記憶になります。目次を拡大コピーして、常に横に置いて全体像を把握しながら勉強する目次法がお勧めです。

Ⅱチャンク化
 単語を一個一個覚える、社会の用語を一問一答で一つずつ覚えるなどは、まさに整理されていない単発知識を増やすことになり、お勧めできません。対義語や同意語を同時に覚えたり、英熟語を覚える際は何千もある動詞では無く数十しかない前置詞ごとに整理して覚えるなどし、出来るだけ知識をまとまりとして捉えましょう。これをチャンク化と言います。

Ⅲスモールステップ法
 学習項目を細かく区切ることをスモールステップ法と言い、適用範囲の広い記憶法です。難しい文を読むときは文章を細かく区切って分解しながら覚える、新しいことを学ぶときは基礎から応用へステップを上がっていく。復習の際にはわかっていることと分からないことを分ける、など、普段から心掛けていればあらゆる学習分野に応用できます。

Ⅳ因果関係による整理
 例えば地理で自然地形を覚えるときに、奥羽山脈・北上川・仙台平野・石巻と何度唱えても、そのグループには何の必然性も無いので海馬はなかなか覚えてくれません。グルーピングの必要性が、海馬には見い出せないのです。
 海馬が得意なのは、因果関係による整理です。例えば「湿気のある雲が山に当たる→雲ができて山に雨が降る→流れた水が川を作る→川は土砂を運び河口に平野を作る→平野のあるところに街ができる」この、人間が論理的に連想できる(=因果関係のある)流れのままグルーピングすると脳にとって格段に受け入れやすい知識になります。。
 今の例だと、「奥羽山脈に降った雨が北上川を作り、川の水が土砂を運び仙台平野を作り、その水源を活かし開かれた街が石巻だ」という流れをまず脳にイメージさせてあげましょう。短ければ短いほど覚えやすいとは限らないのです。

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